2006年04月21日

風水ルーツ 1

風水の考え方や実践方法は中国から伝わったものということは多くの方が知っているでしょう。
ルーツはとても広く、4000年前とも5000年前ともいわれるくらい永きにわたり、伝わっているものです。

風水を理解していただくには、まず「気」ということも理解しておかなければなりませんね。

それでは、気とはどういうものでしょう。
私達の体やこの世界に絶え間なく流れ続けるエネルギーのことです。
地磁気のようなものです。


風水ルーツ 1
某所のコンビにも風水を取り入れて営業を展開しています。
その前は普通のコンビにでしたが、風水を取り入れたことでかなりの実績を上げているようです。



また、風水術の原点の一つとして、普代のボクゼイセンコウの大家・カクハク(276~324)という人物が著したとされる「葬書」という書物があり、この本に始めて「風水」という言葉が現れています。

その本には

「気は風に乗れば散じ、水に会えば止まる。古人はこの気を集め、散じないようにした。気を行かせたり止めたりすることもある。ゆえにこれを風水という」

と書かれています。


古代中国の人達は、自分達の生活している土地や地形、山や川、風や雨などを大自然、大宇宙の風景を観察し、どのような影響を受けているのかを調査したようです。それによりどのような地形や住居に住めば、気エネルギーが高まるか、失うのかを気づいていったようです。

また、大地のエネルギーの流れを聖獣である龍に例え、私達の住む世界は、大きな龍がうごめき、その影響で日々変化している場であるとしました。
大きな龍のような「気」が世界を包む、流れていると考えていたようです。
そして、大地と同じく私達の体にも「気」が流れているとも考えたようです。


風水ルーツ 1

色や素材、形、照明等も細かく取り入れていきます。


気エネルギーは風にのって動き、気が保存するのが水の場所とされています。
気が水の上にとどまってくるくる回ることを、中国では「龍が降りた」と表現しています。

家の中や外の環境を整えることにより、この龍が降りやすくすることができるのが風水術でもあるのです。
良い気を素通りさせないで水の上でとどめ回すことができ、自然界の気というエネルギー、地磁気の芯を家の中に引っ張り込むことができるようにする原理を風水というのです。


日本でもここ沖縄を除いては、風水という言葉は定着しなかったようです。
日本最初の都城・藤原京は風水の原理に基づいて造営され、首都、京都、鎌倉、江戸なども同じく造営されているのがわかっています。しかし、それは、一般には知られない形で、陰陽師などに連綿と受け継がれたようです。


風水ルーツ 1






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Posted by つかやまひろみ at 14:38│Comments(0)風水インテリア
 
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