カーテン相談

つかやまひろみ

2005年12月27日 15:00



新築のお客さんや模様替えのお客様からカーテン相談が最近多い。

カーテンは以外にも面積が大きい。
ということは、インパクトを与えてしまうということ。
カーテン選びは慎重にした方がいい。

毎年買い替えるものでもないアイテム。

空間のバランスをみて決めることが大前提。
それもカタログだけでの判断は、失敗を招く。
なぜなら、カタログの生地サンプルはわずかな大きさ。
いざオーダーして作ってみると、「えっ?こんな柄だった?色この色だった?」という具合になってしまう。クロスも同様。

カーテンをテーマにするインテリなのか。
それともシンプルで飽きないようにして、家具を引き立たせるのか。
シンプルにしておくと、季節ごとにクッションやラグの色を変えたりして遊びができる。
小物使いで部屋のイメージチェンジが簡単にできる。

カーテンがお部屋に与えるイメージがかなり大きいことは先程話したが、
お部屋の締まり役も実はカーテンなのである。
そのお部屋にぴったりのものを選ぶと、インテリア全体がぐっと引き締まりお洒落に変身する。
洋服で例えると、アクセサリーみたいなもの。
アクセサリーをつけるのとつけないのとでは、だいぶ印象が違いますね.
それと同じような役目。

私に依頼が多いのは、もちろん全体的なバランスや色などの相談なのだが、デザイン的なものも多い。
バランスのデザインだったり、フリンジのつけ方、レースのつけ方、組み合わせなど。
カーテンのデザインで、その空間がゴージャスになったり、洗練された雰囲気になったりする。
その家の家具や全体のイメージに合わせて、お客様と話をし、生地を選んでいく。

また、ベットスプレットやクッションなどもカーテンと統一し、スタンドなどを置いて、寝室をリゾートホテルのように仕上げていくとお客様は感動する。
寝室もぜひ、カーテンを決めるときに演出していただきたい。
「後で作ろうかなぁ」となると、日本人はなかなか寝室をきれいにしない。というか後回しで手をつけない。外国をみてみると、寝室の演出は素晴らしいもの。どの部屋も手抜きをせずに、お洒落に仕上げたいものです。



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